群馬大学医学部整形外科教室

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診療グループ / 骨軟部腫瘍グループ

【こんな症状があったら・・・】
「ゴルフボールくらいのできものができた」
「トレーニングもしていないのに片方のあしの筋肉が腫れてきた」
「ここ数か月、あし(うで、関節)の痛みが続く」
こんな症状の方がいたらぜひお近くの整形外科に受診してください。必要に応じてわれわれ骨軟部腫瘍を専門とした医師へ紹介がなされると思います。
 
【受診にあたり】
腫瘍と言われ大学病院を紹介されますと多くの方が緊張して受診します。もちろん悪性骨軟部腫瘍、すなわち骨や筋肉などから生じたがん(肉腫とも呼ばれます)と診断される方もいますが当院の骨軟部腫瘍外来に紹介される8割以上の方は命にかかわらない病気です。まずはしっかりと専門の医師の診断を受けることが大切です。
 
【良性腫瘍の場合】
腫瘍は良性と悪性に大きく分けられます。良性腫瘍は基本的に命にはかかわりません。また良性腫瘍は日常生活に困らなければ必ずしも手術を受ける必要はなく経過観察という選択もできます。経過観察の場合は検査で痛い思いをすることもほぼありません。数か月に一回の診察を数年続けて腫瘍に変化がほとんどないのを確認してから診察終了となる方もいますし数年たってから手術になる方もいます。
 
【悪性腫瘍の場合】
一方で悪性腫瘍の場合、治療は急を要しますがまずは診断が重要です。血液検査、画像検査とともに腫瘍組織を顕微鏡で調べ(病理検査)、診断を確定してから治療を始めます。治療には手術のほかに抗がん剤治療、重粒子線治療を含む放射線治療などがあり、患者様の状態に応じて治療法を選びます。
 
【治療はだれが行うのですか?】
抗がん剤治療や手術を行う医師は基本的にわれわれ骨軟部腫瘍を専門とした医師、柳川・齋藤・野﨑の3人です。ただし小さなお子様の抗がん剤治療は小児科で行われます。放射線・重粒子線治療は放射線科の医師が行います。腫瘍によっては他の整形外科医師、腹部・胸部・血管・形成外科、核医学科の協力を得ながら手術を行います。病棟では整形外科の教育を受けた看護師・薬剤師が患者様を丁寧にケアします。リハビリが必要な方に対して入院中はリハビリスタッフが治療にあたりますが、リハビリが長引く場合は他院に転院しての治療をお願いしています。すべての入院患者様に対して多職種スタッフで治療法の検討をしています。
 
【治療の説明は?】
手術や抗がん剤治療など入院が必要な治療の場合、入院前に外来で治療の説明を行い治療の説明文書をお渡しします。ご自宅にお戻りになり落ち着いた環境で説明文書を読み直すと理解が深まると思います。十分理解、納得したうえで治療を受けていただきたいと考えています。
 
【他施設の医療者の意見も聞きたいのですが】
他施設の医師の意見を聞きに行く(セカンドオピニオン)希望がある場合は紹介状を書きますので気兼ねせずにお伝えください。いろいろな意見を聞くことにより理解が深まりますがネット等でやみくもに情報を集めると混乱してしまうことがあります。骨軟部腫瘍を専門とした医師に意見を聞くことをお勧めします。
 
【治療データ】
手術数等のデータは病院ホームページ(http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/?p=532)に掲載しています。公表データが定期的に更新され充実していることも病院の実力を知る指標になります。
 
【より良い治療のために】
医療者は治療に最善を尽くしますが患者様の病気に対する理解が深まることにより治療はより良いものになります。分からないことがあれば遠慮なくスタッフにお聞きください。
 

 
 

 
 

 

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