群馬大学医学部整形外科教室

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診療グループ / 股関節グループ

group_kokansetsu01.jpg 股関節グループは、喜多川孝欽助教・小林裕樹医員の二人を中心として診療活動を行っています。
 毎週金曜日午前に専門外来を開設し、小児から成人、高齢者まで、股関節およびその周辺の疾患や外傷等の診療を幅広く行っています。
 
 小児疾患では先天性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症など、また、成人疾患では変形性股関節症、大腿骨頭壊死症など、さらには人工股関節置換術後に生じたゆるみなどの治療を中心に行っています。外傷に関しては、股関節を構成する骨盤や大腿骨に関連した骨折や脱臼およびその合併症等の治療を行っています。日常の診療では特に変形性股関節症や大腿骨頭壊死症の患者さんの来院が多く、可能な限りまずはリハビリテーションへの取り組みを中心とした保存的治療を選択しています。
 
 最も患者さんの多い変形性股関節症に対する保存的治療の一つとして、疼痛の軽減や歩行の安定性の向上を図ることを目的に、症状の程度に応じて股関節装具の装着も勧めています。必要に応じて関節温存手術として寛骨臼回転骨切り術や人工股関節置換術などを中心とした外科的治療を、患者さんの状態に応じて選択しています。いずれの治療法を選択しても股関節疾患を有する患者さんの長期的な経過を定期的な診察によって確認し、より良い日常生活を送って頂けるように努めています。手術は毎週水曜日を中心に行っていて、過去1年間(2015年1月〜12月)の股関節疾患に対する主な手術内容としては人工股関節置換術56例、再置換術6例、骨切り術2例、その他14例となっています。
 
 最も頻度の高い手術である人工股関節置換術は、現在およそ8〜10 cmの皮膚切開によって手術を行っています。手術に際して予想される出血に対しては、全身状態・年齢を考慮して可能であれば自己血輸血を優先的に行っています。人工股関節の長期的な経過で生じる「ゆるみ」に対して再置換術を行っています。大きな骨欠損部に対しては人工骨と補強部品の併用によって良好な成績が得られています。
 
 人工股関節置換術後のリハビリテーションでは早期離床を目指し、術後2日から歩行訓練を開始し、術後2週でリハビリテーション専門病院へ転院とし、より円滑な社会復帰が可能となるように心掛けています。退院後は定期的な外来通院を継続して頂き、術後の経過をしっかりと確認しています。
 
当科では患者さんの日常生活動作における支障の程度・家庭での生活状況、さらには仕事内容・就労環境やその状況などを考慮し、さまざまな治療方法に関して相談に応じています。股関節の症状でお困りの方は、症状の程度にかかわらず、どうぞお気軽にご相談下さい。

 
 

 
 

 

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