群馬大学医学部整形外科教室

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診療グループ / 膝関節グループ

 変形性膝関節症は、膝の関節の軟骨が徐々にすり減り、変形してくる疾患です。初期には階段昇降時の痛みや正座ができないなどの症状ですが、変形が進行すると平地歩行でも痛みが強くなり歩行困難になることがあります。近年の高齢化社会を反映し、変形性膝関節症は年々増加しています。当専門外来では、詳細な診察とレントゲン・MRI検査を用いて関節の状態を的確に診断した上で、軽度の変形に対しては関節鏡手術や骨切り矯正術を、高度の変形に対しては最新の人工関節手術を行っています。人工関節後の感染・緩みなどについて近隣の病院から相談を受けることもあり、このような症例についても対応できる高度な技術も有しています。
 また、スポーツに伴う膝関節損傷に対する診断・治療についても充実しています。前十字靭帯損傷を始めとした靭帯損傷や半月板損傷、軟骨損傷に対し、関節鏡を用いて、少ない侵襲で靭帯再建術や半月板縫合術、関節軟骨形成術など高度な処置が可能となっています。手術に至らない軽度の障害についても理学療法を行うことで、症状の緩和を図っています。
 
 当科における人工膝節手術の5年成績は96%の症例で良好であり、疼痛なく歩行可能でした。4%に人工関節の緩み・感染を生じましたが、二期的な手術処置により日常生活に復帰しています。
 スポーツ損傷に対する関節鏡視下手術の成績は、全例でスポーツ復帰が可能でした。国内の主要な施設と同様に、復帰には半年から1年を要しましたが、より早期の復帰を目標に治療方法を工夫することが今後の課題です。
 

 
 

 
 

 

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