手外科・外傷グループでは現在4名体制で外来診療および手術を行っています。日常生活において大切な手・肘の機能障害を改善させ、患者さんの生活をより良いものにするべく日々の診療にあたっています。
毎週月曜日の午前中に外来を行っており、主に手・肘に関するケガ、関節の変形、末梢神経障害などを診療しています。また小学生~高校生の野球選手を中心に上肢のスポーツ障害の診療も行っています。
手術治療としては、関節の障害(変形性関節症など)や、神経の障害(手根管症候群、肘部管症候群など)、骨折などのケガ、上肢のスポーツ障害(野球肘など)を対象に手術を行っています。
手・肘に限っても様々な病気やケガがあり、治療方法も薬や装具、リハビリテーションといった保存療法から、手術治療と選択肢は多岐にわたります。まずは正確に診断し、患者さんの生活状況やご希望にあわせて最善と考える治療を提供できるようつとめてまいります。
当グループは、救急救命センターである当院での外傷治療においても重要な役割を担っています。救急科と協力のうえで、多発外傷や開放骨折などの初療・手術にたずさわり、重症外傷患者の適切かつ迅速な治療を行います。さらに、脱臼骨折や偽関節など治療の難渋が予測されるような一般外傷に関しても対応していますので、お気軽にご相談ください。